播磨西国三十三箇所霊場

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播磨西国観音霊場札所三十四ヶ寺
播磨西国霊場は寛文五年(1665年)慶雲寺住職南室和尚によって開創された観音霊場です。 
江戸時代になり庶民も観音霊場を参りたいと思うようになりましたが、参詣道巡拝に日数と費用がかさんでいました。
そこで南室和尚は老若男女誰でも気軽に観音霊場巡拝できるように、播磨地方で観音霊場を定められました。
今なお西国観音三十三霊場を巡拝するのも日数と費用を要します
手軽に観音様に会える播磨西国霊場は、三百五十年を経た今でもその御利益を巡拝者に施していただけると祈念申し上げます。

皆様の巡拝をお待ち申し上げます。            合掌

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南室和尚願文

恭しく惟るに観音薩埵を順礼するの由来は、那智山順礼記に曰く、往昔徳道上人入滅の時間家の老子に見え種々の功徳を讃嘆す、時に闇老徳道に告げて曰く娑婆世界に於て生身の観音三十三所の座、四重五逆の人阿鼻地獄に堕す可きあるも、一度彼の宝前に参詣するの輩は無始よりの生死の罪を滅し九品の浄土に生ず可きなり、此れは是れ諸善最上の功徳根本の法なり、今汝に付属す急ぎ本土に走り一切の衆生を教示すべし、然る後七日あり蘇生し来って普く世に伝ふ、乃ち本朝の西国順礼是れなり、知隣も亦其跡を追ふて謹んで上聞に達す、補陀を当国十六郡の内に尋ね、詠歌を西国三十三所の式に準ず、遮幾くは諸人一心に観世音菩薩を念して順礼恭敬し当に此の歌を唱え強いて能く順行唱歌礼拝供養せば、過現当来諸天擁護して悪を去り邪を駆し宅を鎮め国を安んずべし、故に経に云く、一切の功徳を具して慈眼をもって衆生を視福聚の海無量なり是の故に応に順礼すべし、誠なるかな此の言や、夫れ唱歌は古今の序に云ふ、天地を動かし鬼神を感ぜしめ人倫を化し夫婦を和すは和歌にしくはなし云々、其の読むや其の唄ふや其の悟りに到れば則ち一なり、願くば此順礼の功を以て四恩に報い三有を済ひ、一切諸を衆生を皆な上品の蓮台に登らしめんことを

寛文五乙巳年(一六六五年)    隣南室叟誌焉


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